2017年2月15日水曜日

脳梗塞 ラモス瑠偉さん

脳梗塞経験者として、有名人の脳梗塞は気になる。
脳梗塞で皆さんどう変わるのか、何故、脳梗塞になったのかなどなど。

ラモス瑠偉さんは60歳直前に発症したようだ。
年齢的には当然だと思う。
脳梗塞は簡単に言えば、血管内で血栓という血の塊が出来てそれが脳へ動いて脳血管が詰まる病気。
私の理解している範囲では、血栓は誰でも出来ている。
それが脳だけでなく、肺に詰まれば肺塞栓症、心臓に詰まれば心筋梗塞。
これが大きな3つの血栓による疾患だろう。
特に歳をとって血管が硬くなり凸凹が出来ることで血栓ができる可能性は皆んなあるだろう。
基本的に血液の状態は色々あるが、血栓ができない血液なんてない。
だって、血が固まらないと出血があっても止まらなくなる。
それだけだったら血友病は脳梗塞にはならないだろう。
しかし、脳出血を起こしたら止まらず非常に危険だと思う。

さて、ラモス瑠偉さんはブラジルから日本に帰化したサッカープレーヤー。
日本語もうまいし、日本人より日本人っぽい方かもしれない。
家で体が痺れるような拘束でそれに気づいた奥様が救急車を呼んだらしい。
治療で原因の特定は出来なかったとのこと。
まあ、私の場合も特定は出来なかったから普通だろう。
1ヶ月半治療入院後、リハビリ病院に転院したそうだ。
症状は左半身の麻痺のようだ。
私も左半身だが、特に左肩のつっぱり感より重症かもしれない。
脳梗塞発症時から時間をかけて後遺障害は広がってしまう。
だから、リハビリ病院で初期リハビリを徹底して身辺自立を果たすのが普通。

私は発症から2年、後遺障害は当然進んでいる。
これも人により違うんだろうなあと思う。
私の場合はつっぱり感はどんどん酷くなり肩を動かすと鈍痛が発生している状況。
例えば、ジャンバーを脱ぐ動作で複雑な肩の運動が痛みを生み出す。
今まではそんなことはなかった。
これが後遺障害の増大だなあと思う。
満遍なくストレッチをすることが重要。
あんまり詰めてやると逆に痛めると思う。

何れにしてもラモス瑠偉さんは命を取り留めたし喋れるし思考も確かなようだ。
これはとっても幸運だと思う。
自分もとっても幸運だったなあと運命に感謝している。

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