東京都民として今までの都政が都民にとって無力な一面があったことは確かだろう。
議員報酬は企業経営者を上回るような額を取って何しているのか。
都民にとって重要なことだと思うのは確かに都民ファーストだろう。
じゃあ、小池都知事の政策がそうなのだろうか。
過去の清算
就任から東京オリンピック、築地市場移転問題と公約通りに過去の清算を行なった。
清算といっても何も帰ってこない。
都民にとって今後、有益かどうかを精査しただけ。
その結果は当分でないのでまあ、ポーズを取った程度と思う。
築地市場は以前から移転不要の考え。
今後、このような市場規模は縮小し産直がほとんどになるだろう。
一部の高級食材などを扱うだけになる。
都民にとって市場が価格統制をするようなことは望まないが食の価格安定は重要。
現在は大型店が産直で価格も契約で安定、それで納得出来る産物を買う。
それだけだろう。
食の国内消費は輸入に頼っているのは一つは価格の安価安定もあるだろう。
多分、築地市場関係者は夢を持って移転を考えたが社会はそれより産直を買うだろう。
もう、市場経費が加算される農業、漁業産物を望んではいない。
そう考えると築地の規模でいいしそれ以上の経費がかかる場所への移転は論外。
東京オリンピックはもともと開催する意義がない。
前回は国威高揚というか敗戦後の経済復興の波を作る起爆剤だった。
今は講師高齢化に向かい縮小国家なのだ。
もう、巨大化するより縮小化を進め、いかに無駄を減らしていくかが問題。
あまり明るい未来とは言い難いがそれでも事実は事実と認めないと衰退するだけ。
衰退を抑えて縮小する社会を作った国家は世界にないだろう。
戦争を始めるときに富国強兵とか我慢の精神をいい国民は納得した。
これは嘘っぱちだが未来について論議し少しでも国民が協力し合うしかないだろう。
日本は食べることに困っている人は少ないが貧困とされる人は多い。
それが拡大しない社会を作ることがオリンピックより重要だろう。
そんな、万博を開いた方が国民は自覚し胸を張って生きられそうだ。
都民は豊かだ。
というより、都政は地方行政に比べれば段違いに豊かなのだ。
それを踏まえて都民ファーストを考えればと思う。
小池都知事の都民ファーストは政策が都民第一ということだろう。
そうだったら、もう築地移転を捨て、オリンピックを縮小するしかないだろう。
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