履かない革靴のお手入れですが数年に一度。
履いている革靴は雑巾掛けで十分です。
履いていれば水分も油分もそれなりに補充されます。
雨の日など履けばまあ、クリームでも塗って干せばいいかな。
問題は履かない、捨てられない革靴ですね。
数足あるんですがこれがみんな30年以上前の革靴です。
当然ほとんど履きません。
ほとんどというより一年に一度も履かないわけです。
そうなると油分より水分が抜けて皮が古いスポンジのようになっちゃいます。
履いていれば表面はヒビ割れて捨てる羽目に。
どうせこれからも履かないんで捨ててもいいんだろうなあ。
バスのスリップオンです。
表面は靴下のようにそこまですっぽりで中央に縫い目があります。
底からサイドまでは一枚で表面でもう一枚という作り。
本底は勿論縫い合わせで一枚ですから二重底です。
革底ですからこれまた厄介ですけどかかとの一部はゴム張りでしょうか。
交換すれば元どおりという構造です。
中敷も革製ですから履かないとめくり上がってきます。
右にある瓶はデリケートクリーム。
フランス製のSAPHIRというブランドです。
ホホバオイルが配合されていますので皮には最良でしょうか。
裁量はミンクオイルかもしれませんがちょっとベタつくかな。
デリケートクリームには色がありません。
普通、靴クリームって色がついていますよね。
あれはクリームというより蝋ですね。
蝋は艶出しと防水を兼ねとても靴に適したクリームになります。
逆にデリケートクリームは汚れを落として保革がメインです。
ブラシを使うより柔らかい布でくつは磨きます。
汚れ落としは雑巾などでさっと水気で落としますね。
それからクリーナーを塗り、ポリッシュを塗って完成でしょう。
あまりにも乾燥しているのでティッシュに水を含ませて靴の中に入れます。
本当は履いた方が手っ取り早いですけど、ジャージにこの靴はねえ。
まあ、靴はファッションです。
なのでコーティネイトするんですね。
ジジイはしょうがないんですよ。
今はスニーカーにスーツなんてのが普通にありますし、女性でもスニーカーにスーツですね。
私たちはこのスリップオンを吐くときはカジュアルなジャケットまでですね。
スーツにスリップオンはないです。
このクラスの靴でもないですね。
あるとすればレッドウイングのポストマンが最適ですね。
それも手入れしないとなあ。
ポストマンはゴムスポンジの底なんでそこを変えることはないですね。
米国の郵便配達の制服というか製靴だったんですね。
一般的にはプレイントゥという靴でしょうか。
アメリカンカジュアルシューズは一般的には全てリーガルで揃います。
つまりバスは一般的ではないと思います。
アメリカでも特殊な人が履くシューズになりますね。
メンズシューズの始まりは多分英国でしょう。
それを真似して米国メーカーが作り販売したんでしょうね。
つまり英国までは全てシューメイカーに作らせた時代でしょうね。
アメリカは人がいっぱいいたんで量産したのが靴メーカーですね。
スニーカーというのもアメリカですね。
クロスシューズもレザーシューズも英国が始まり。
消耗品ですから次々と履き潰すのでファッションになった訳です。
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