日大アメリカンフットボール部の事件で大変ですが、2つの競技ってどうなのか。
元々、ラグビーが米国に伝わり伝統校のいくつかはラグビー部があった。
米国のスポーツの考え方はヨーロッパと大きく異なり、ボールがギャラリーから見えないラグビーのラックやモール、特にスクラムを嫌った。
そこで東海岸のアイビーリーガー達が考えたスポーツがアメリカンフットボールらしい。
アメリカでは両チームが平行に並びゲームが始まる。
つまりラグビーのスクラムがそうなったらしい。
そして、一番の違いはボールを持たない選手にタックル出来ること。
ラグビーのスクラムは組み合うのでタックルは出来ないシステム。
またボールを持たない選手には手を出せない。
この違いでアメリカンフットボールは常にボールを見せながらゲームをすることに。
ボールを持った選手が倒されれば終了。
ラグビーはタックルされてもボールを生かしゲームは続けられる。
この違いは大きい。
スクラムがないので接触プレーがいくつも同時に起こるのがアメリカンフットーボール。
ボールを持った選手のみに接触可能なのがラグビー。
アメリカンフットボールはボールを前に投げることが主体でラグビーは後ろに送るだけ。
ラグビーの接触プレー、タックルとは両手を使い相手の動きを封じ倒すこと。
アメリカンフットボールは体当たりで倒すことが可能。
一番の違いは攻撃チームと守備チームの2つでゲームが進むこと。
攻撃権が保障されているのがアメリカンフットボール。
野球と似ていて得点ができるのは攻撃チームだけ。
攻守が入れ替わるのがラグビーでボールの奪い合いで攻撃権が変わってもゲームを切らない。
攻撃チームが一瞬で守備チームになるのがラグビーで選手は両方をこなす。
どちらも歪なボールでライスボールというように角が2箇所。
サイズはアメリカンフットボールはラグビーボールより小さい。
随分違いがあるが、最近はラグビーもボールをギャラリーに見えるようルールを改正している。
なぜアメリカンフットボールのユニフォームにはヘルメットがあるのか。
接触プレーで頭を守るためだろうが脳震盪は必ず起こるようだ。
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