2018年5月17日木曜日

アメリカンフットボールの脳震盪問題の映画

コンカッション、脳震盪という意味らしい。
そんなタイトルの映画が2017年アメリカで作られている。
とあるアフリカ人がアメリカで司法解剖をしている時に見つけた脳溢血の痕跡。
有名なアメリカンフットボーラーで自殺した遺体解剖。
脳はスライスされて出血が確認された。
脳は血だらけだった。
これは顕微鏡レベルの状態なので普通では判明しなかったようだ。
CT検査などでも出ないらしい。
彼らが毎回ヘルメットで保護された頭でぶつかり合い大きな事故にはならない。
しかし、脳は頭蓋骨の中で揺れてダメージを残すらしい。
著名なハードタックラーはほとんどが引退後に原因不明の頭痛やら記憶喪失など様々な症状が出てきて死に至るようだ。

アメリカにとってフットボールは勇敢で勇ましいスポーツとして人気があるようだ。
これが逆に体を壊す原因で関係者は薄々感づいているが口には出さない暗黙の了解事項。

最近、日大のプレーが話題になっている。
いわゆる、怪我をさせることを前提にしたプレー。
これはスポーツじゃないだろう。

逆にラグビーは頭に何もつけていない。
それで激しいコンタクトをする。
しかし、コンタクト時に頭はほぼ使わない。
稀に頭をぶつけるような事があれば10分間退場して医師の診断を受ける。
問題があれば以降出場は制限される。
病院の精密検査、および一定期間の休養になる。

コンタクトのあるスポーツは他にも大相撲で激しい頭のぶつかり合い、
ボクシングでの脳へのダメージ、パンチドランカー。
色々と問題があるスポーツがあるだろう。
ぜひ、安全に最大限配慮する事が大切だと思う。
スポーツは規律を守るから美しい。

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