商店街のど真ん中に居住しているんです。
商店街も10年前まではそれなりに頑張っていたんですが、とうとう厳しい。
経営者が高齢化。
そういえば10年前にテレビで盛んにシャッター商店街の様子が報道されていました。
当時は駅前ですからそれなりに商売はできていました。
まあ、私と同世代なんですけどみなさん今まで頑張っていたんで金属疲労みたいなもんですかねえ。
売り上げが落ちて、体はボロボロってことです。
最近、飲み屋さんの旦那が倒れて休業ってことですが、ご家族がお片づけしていました。
お話を聞くとやっぱり無理がたたったのと、病院へ行くのが遅れたようです。
入院中で手術待ちのようです。
もうひとかたはご兄弟ですがお兄さんは元気なのに弟さんが胆管癌で入院中。
手術も終わり元気にはなってきたようですがまだ時間が掛かるようです。
こう見ていると私達と同時期に開業した店舗はほとんど全滅しました。
ある程度は新しい店舗になりそれなりに営業はしていますが飲食店ばかり。
つまり、商店での物販は全く無理な時代になりました。
それこそ、お豆腐屋さんのように製造販売も難しい。
工場で大量に安いお豆腐が氾濫しちゃっていますからまともな値段じゃ売れない。
この辺りは借地でして、そろそろ書き換え時期です。
何軒かきかえるんでしょうか。
地代ですから、普段はほとんどタダに近いというか、固定資産税に毛が生えた程度。
書き換えはそれなりに契約金がかかりますからねえ。
しかし、昭和20年代開業が一軒しか営業していないというのはあっという間でしたね。
まあ、60年前ですから。
10年前あたりから、店主が変わりだし後継者もいないので廃業ってパターン。
早いものです。
つまり、平穏に50年、半世紀商売できていたというのも不思議です。
これからどんな社会になるのでしょうか。
我々世代がピークから下って10年でこれですからねえ。
それにしても50歳代まではほんと順調というか好き勝手でしたね。
個人経営者、個人商店は今後もあるんでしょうが一時代、一世代なんだなあ。
なんだか感慨深い。
こんなことつい先日まで気づかなかった。
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