最近展示ケースから出して埃落としをしているうちにもともと塗装してありそれを剥がしたモデルを再塗装(私にとっては初塗装)したくなった。
Southern Pacific SP-1としてカツミ模型店が米国に輸出したブラスモデル。
1963年に75ドルでMax Gray社から発売。
日本製品では唯一のSP-1 4-10-2。
サンドドームは一つで菅はむき出し。
ちゃんと3シリンダーを装備しているがベルが欠落(付いていない)している。
製品そのものが付けていなかったということ。
形式は台座にベルハンガーを乗せるタイプだが手持ちがない。
あるのはかなり後期のハンガーを省略したもの。
Cal Scale社が発売していた(今はどうか不明)ロストワックス製品。
現在はBowser社から#190-299 Bell Front Mountingで発売しているようだ。
フロントにはライトしかつけていないがSP-1には上部にベルが付いていた。
このフロントを見てハンダがやたら付いているのは全てハンダ付けしたもの。
リベットはもとより、ヒンジや中央の蒸気室扉の固定具やら全てハンダ付け。
ということは絞り出し程度のプレスと線材、挽物、ロストだろうか。
とにかく不揃いのリベットは凄い。
まずはこの上部に取り付け穴を開けてハンダ付けすればそれっぽくなるだろう。
昔はスケールコートというエナメル塗料を使っていた。
今でも持っているが20年前のそれは使えないだろう。
とても量が多い塗料で普通のシンナーでも大丈夫だったが非常に乾燥が遅く数日かかった。
松ヤニのような速乾剤がありそれを混ぜると一日で乾燥したが固着するのは1年かな。
今回はGaiaという日本製のラッカー系とウェザリングはエナメル系を使う。
入手が比較的簡単(アマゾンで買える)で量も少なくて値段はそこそこ。
まあ、タミヤでもなんでもいいと思う。
しかしエナメルは使えないのでハンブロールがいいかもしれない。
デカールはMicroscale社を直接取り寄せ。
これも古いものは所有しているが使えないかもしれないので新品を使う。
今回使うペイントブースは購入した。
サイズ的にまずまずだと思う。
それなりの排気だろうか。
そのほか、コンプレッサーとガンは手持ちのもの。
オリンポスのスプレーガンは再購入も考えたが1万円以上で高価。
充電式のコンプレッサー付きガンをウェザリング用に考慮中。
あとはマスクだが簡単なものでもいいだろう。
その他、乾燥(冬ならストーブ)は夏なのでトースターでもいいかなあと。
発泡スチロールを小パーツの乾燥に使いたいが段ボールでもいいかな。
とにかく、準備はほぼ終了。
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