全盛時は大学選手権出場はチャンピオンへの過程でしたね。
出られても感動もしなくなっていた。
初めて出場できた時代は交流試合という前段だった。
リーグ、対抗両グループのチームが正月国立を目指す戦いという時代。
今は全国大学選手権の名前にふさわしく全国のラグビーリーグから出場できる。
そのため、消化試合のような試合になることもあるが出場チームは真剣だろう。
正月2日に行われる大学選手権準決勝は箱根駅伝と重なる。
大学スポーツ最大の日、祭典ということになる。
かつてはカントーは両方出場を果たした時代もあった。
今シーズン、カントーは大学選手権出場のチャンスがかすかに見えた年になった。
復活の兆しを感じられる気持ちいいシーズンだった。
出られなかったのは残念だが出場することが如何に大変で名誉なことかも改めて感じた。
明治大学対京都産業大学戦は3回戦のハイライトになった。
京都産業大学が明治大学に初めて勝利した試合。
大西監督おめでとうございます。
幾度も大西組と戦った大学選手権での試合を思い出す。
初めては花園での一戦。
大学選手権で初勝利した試合だった。
花園ラグビー場は超満員。
赤一色だった。
関西風の応援はちょっと異様な雰囲気だった。
結局、京産大の強力フォワードはカントーの展開ラグビーに負け、カントーは国立へ。
その後、も負けることはなかった。
正月の国立で戦った試合は大畑選手の決定的力にも屈することがなかった。
京都産業大学へは特別な思い出が多い。
かたや、明治大学はなかなか勝てなかったが仙波選手意地の独走トライは見事だった。
国立での明治大学戦はカントーの全盛だった時代。
これも立川、渕上の独創的ラグビーで勝った試合は印象深い。
その両チームが花園で先日戦った試合をオンデマンドで観戦。
前半、トントンとトライされ、ああ明治大学の一方的試合になるだろうという雰囲気。
これを京産大は見事はねのけ自分達のラグビーを信じて初勝利した。
立派な試合だなあと感動した。
しかも、明治大学を一時代支えた元木さんがコーチ。
彼も泣いていた。
母校を倒すチームを育てるというのは春口監督が日体大を倒した時と同様だろう。
つまり、勝って恩返しはスポーツのもっとも感動的な瞬間。
京都産業大学は東海大学を倒せば準決勝になる。
ちょっと応援したくなる良いチームだった。
東海大学は2回決勝に進出しながら優勝はない。
実はリーグ戦グループで最後の優勝校はカントーのままなのだ。
まあ、それほど帝京大学が強いということだろうが、待ってろ帝京大学。
カントーが倒す。
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