家でステレオを買ったのはテレビよりあとですかねえ。
まあ同じような小学生低学年時代です。
昭和31年から3年までの間、1950年代後半かな。
はじめはステレオに付いてきたレコードを何度も聞いてスゲえって感じを覚えています。
音楽はチャイコフスキーの何か、あとは蒸気機関車が近づいて遠ざかるサウンド。
つまり、音が左右に動くのがすごかった。
それ以前のゼンマイ蓄音機しか聞いたことがなかったんでとにかく驚異的。
なんで父親がそれを買ったかは当時習っていたダンスのダンス音楽を聞くためですね。
私が初めて父に買ってもらったのは銀座で映画を見た帰りに山野楽器あたりで買ってもらったローハイド。
とにかく元気の出る音楽ですよね。
デミトリーティオムキンというロシア帝国生まれのアメリカ人。
たくさんの映画音楽を残しています。
今、リハビリでギター弾きながら歌っているのは「アラモのテーマ」
結構、壮大な気分になる曲で大好き。
これがアメリカンフォークソングを意識したきっかけかもしれません。
笑えるのは特に民謡ではなく映画音楽。
サウンドがブラザーズフォーのギターと歌というモダンフォーク仕立てなだけ。
気がつくと音楽の何かを感じさせてくれたのはビートルズではなく、
デミトリーティオムキンだと思いますね。
彼はたくさんの映画音楽を作りアカデミー賞も何度か取っています。
私が好きなアラモは西部劇の景色にマッチしたスケール感。
ローハイドもテレビドラマとしては一番のヒット作でしょうね。
フランキーレインの歌も威風堂々な声です。
変なシンコペーションを踏むところがあってカウントにこだわる私は難しい曲。
デミトリーティオムキン ローハイド
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